12月27日(金)第3回ワークショップと試演会を実施しました。
今までの稽古場から、会場を変えて昭和音楽大学北校舎5階のスタジオ・リリエをお借りしての開催。ラストのワークショップですが、インフルエンザになってしまってお休みする方がさらに増え、前回の立ち位置やペアをかえなくてはならないという事態に・・・。
あらためての立ち位置決めをしリハーサルを兼ねて音楽の復習、場当たり稽古をしていきました。
オペラ「ナブッコ」のヘブライの民衆たちをイメージして、各々が用意してきた衣裳をきての稽古です。布でターバンとして頭巻いたり、スカートに布を巻いたりと皆さん本格的。
ライトに当たると更に表現力が増していってました。
奥村先生はホール舞台での立ち位置の覚え方や、衣裳のさばき方、膝まずいている姿勢からの立ち上がり方、移動の仕方などステージに立つために必要な知識を実践的に教えてくださいます。
「オペラ合唱はソリストにはない動きができる、それはもっと大きくお客さんに伝わるエネルギーになるんです。」との言葉に皆さんの目が変わりました。
あっという間に時間がすぎ、19:00にお客様をお招きいれての試演会開始。
いままでのワークショップを振り返りながら、最終の公開リハーサルも兼ねた奥村先生からお客様との対話方式レクチャーとなり、お客様にもオペラを知っていただく良い機会となりました。
ピアニスト赤星裕子先生の伴奏で「ナブッコ」Va pensiero の虐げられた民衆の気持ちを表現していき、大変感動的な一場面となりました。
お客様から大きな拍手をいただき、無事、試演会終了。
奥村先生からもBravi!とお褒めの言葉をいただき舞台の上で記念撮影。
この笑顔はやりきった成果の証ですね!ワークショップ参加者の皆様、素晴らしい成果発表をありがとうございました!!
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