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【キャストコメントvol.2】伊賀の局役の丹呉由利子/長島由佳よりメッセージ★

紅天女
日本オペラ協会公演 スーパーオペラ 美内すずえ原作『ガラスの仮面』より 歌劇「紅天女」のキャストコメント第2弾❣️
楠木正儀の妻、伊賀の局(きよ)役の丹呉由利子(11&13&15)と長島由佳(12&14)です✨

 

丹呉由利子より
★伊賀の局役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「伊賀の局という役は戦乱の世にあって、総大将である夫を支える非常に豪傑な女性です。
作品の詳細が分かる前から、総監督の郡先生に『素敵な役よ』とおっしゃって頂き楽しみにしておりましたが、その言葉通り美内先生のお書きになった伊賀の局は本当に魅力的な女性でした。
限られた登場シーンの中に、夫や息子との関係性がぎゅぎゅっと濃縮して詰め込まれているので、全シーンがある意味注目ポイントです(笑)
あえて選ぶとすれば、やはり3幕のアリアでしょうか。
伊賀の局という女性の思いの丈の全てが表れている美しいシーンなので、是非ご期待頂きたいです。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「個人的には“日本オペラデビュー”となる公演で、しかもとても素敵な役を頂戴したので、悩んだり葛藤したりを含めて楽しく稽古を進めさせて頂いております。
この作品の持つ魅力やエネルギーを、少しでも多くの皆様に感じて頂ける様、精一杯表現したいと思います。
また、『ガラスの仮面』という国民的な少女漫画が原作という事もあり、日頃オペラに足を運ぶ機会が無い方もご来場頂けると思うので、“生の声”で表現する事の素晴らしさもぜひ皆様にご体感頂きたいと思います。」

 

長島由佳より
★伊賀の局役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「伊賀の局は唯一、原作の『ガラスの仮面』に登場していないキャラクターです。
美内すずえ先生が漫画でお書きになる前に、伊賀の局として舞台で生きられる喜びと、強い責任感、意欲を持って稽古に励んでまいりました。
見どころ、聴きどころのひとつを挙げるとするならば、伊賀の局のアリアでしょうか…。
妻として母として南北朝時代を懸命に生きた彼女の心の内を吐露する場面に、作曲家の寺嶋民哉先生がとても美しいメロディを書いてくださいました。
出番の多い役ではないですが、アリアを用意してくださったところに、美内先生のこの役への熱い思いを感じます。
私の今まで経験してきた全てをかけ、全身全霊で臨みます!」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「オーディションを受けた日から、あっと言う間に本番の日を迎えようとしています。
『ガラスの仮面』のファンの皆さまの期待を裏切らないよう、楽しんでいただけるよう園田隆一郎マエストロ、演出家の馬場紀雄さんをはじめ、出演者一同、一丸となって作品を作り上げてまいりました。
どのような舞台になるのか、私たちもワクワクしています。
本番のその日まで自分自身と対峙し、それぞれの役に肉付けし息吹を吹き込み、舞台の上でのびのびと精一杯生きられたら…。

1月11日から始まる『紅天女』の公演に是非、ご期待ください。」

 

楠木正儀の実の妻“きよ”こと伊賀の局。
原作には登場しないものの、歴史的にとても有名な勇女で知られています❣️
ぜひ彼女の強さ、決意に涙する一場面をお見逃しなく✨

 

▼日本オペラ振興会チケットセンタ-は、12月28日(土)~1月5日(日)まで年末年始休業とさせていただきます。
オンラインなら年末年始も24時間チケット購入ができますので、是非ご利用ください♪♪
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