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【キャストコメントvol.3】ジルダ役の佐藤美枝子/光岡暁恵よりメッセージ★

リゴレット
2月1日&2日に東京文化会館大ホール、2月8日に愛知県芸術劇場大ホールにて上演する、藤原歌劇団公演「リゴレット」のキャストコメント第3弾❣️
ジルダ役の佐藤美枝子(2/1&8)と光岡暁恵(2/2)です✨

 

佐藤美枝子より
★ジルダ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「父親の庇護の下、幸せを噛み締めて生きていたジルダが、一人の男性に惹かれ愛することを知ったことをきっかけに、人生が最悪の“死”へと転がっていく中での彼女の心情の動き、ひたむきさ、一途さに注目していただきたいと思います。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「久しぶりに歌わせていただくジルダが、期間を置くことでより濃く、一体となっているように感じ、稽古をする日々でした。
指揮者の柴田さん、演出家の松本先生と出演者、スタッフの皆さんと練り上げ、作り上げた舞台を、お客様へお届けしたいと思います。
東京そして名古屋近郊のみならず、日本全国の皆さまのご来場を心よりお待ちしております!」

 

光岡暁恵より
★ジルダ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「たった1日で全てが変わってしまうとは…リゴレットが2幕で娘ジルダの苦しみを知ってしまった後に語っているように、リゴレットとジルダ親子は運命に翻弄され、終幕にはあっという間に取り返しのつかない悲劇にさらされてしまいます。
リゴレットの箱入り娘であるジルダは最後には自らの死を選びこの世を去りますが、その短い人生の中にも思いきり喜び、泣き、時は父親を力強く説得したり、実にドラマティックな女性に変化していきます。
声楽面でもジルダは音域的にもとても幅が広く、たとえ難しい音形があってもそれを感じさせないよう自然に歌い、また演劇的要素がとても高く台本、言葉においてもリアルに物語に沿って発音しながら表現をしなくてはならないテクニックがたくさん要求されます。
話がドラマティックに進むにつれていつのまにか少女から女性にかわる血の通ったジルダを歌い演じられるのは大変な事ではありますが、そこをお見せできたらと日々頑張っております。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「これだけ楽譜に『お父さん!』と何度も書かれているオペラはそうないと思います。
何度もお父さん!と呼び続ける彼女は、教会のミサ以外には一歩も外にでれず母親も友達もいなくて、いつも寂しく心細い思いをしながら父親の帰りを待っていたのか思うとなんだかそれだけで泣けてきてしまいます。
私はそんなジルダに何十年もずっと憧れつづけ、将来いつかレパートリーにしたいとヨーロッパ各地で数えきれないくらいこのオペラ観てきました。
ヴェルディの書いた音楽に忠実に、この健気なジルダに命をふき込めるよう努めたいと思います。

それからタイトルロールであるリゴレット役の上江隼人さんの役における謙虚な姿勢と研究にはいつも頭が下がります。
現場で困った時にはいろいろなアイディアを出してくださり、協力しあいながら稽古できる事にとても感謝しています。
また藤原の合唱団の皆さんの厚みのある歌声と真実味のあるお芝居には毎回ゾクゾクさせられっぱなしです。
毎日本番に向けて全力で取り組んでおります。
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。」

 

リゴレットの愛娘として、外界と一切遮断された生活を送るジルダ。
登場から終幕まで、二人のジルダをハンカチを握りながら見守ってください!!
劇場でお待ちしております✨

 

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