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【キャストコメントvol.5】エルヴィーラ役の佐藤美枝子よりメッセージ★

清教徒
2021年9月10日(金)・11日(土)・12日(日)新国立劇場オペラパレスにて上演する藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)「清教徒」のスペシャルキャストコメント❣️
第5弾は、10日・12日にエルヴィーラ役を務める佐藤美枝子のメッセージをお届けします✨
 
♪佐藤美枝子より
★エルヴィーラ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「心から愛し、愛されていると信じていた相手に裏切られたと感じた瞬間からエルヴィーラは壊れていきます。
愛情が強ければ強いほど、深ければ深いほど、心というものは、まるで薄いガラスのように、あっという間に儚く割れてしまうものなのです。
彼女のその繊細すぎる心に、私自身不思議な共鳴をしている感覚に囚われます。
帰ってきた愛するアルトゥーロを目の前にしても壊れた精神がなかなか正常に戻らない、それほどまでに、彼女にとっては「幸せ」と「絶望」の落差が激しかった。
という深く切ない彼女の心情に共感していただければ、演者としてはとても幸せです。」

 
★今回の公演への想いをお願い致します!
「藤原歌劇団日本初演の「清教徒」から32年の時を経て、今、このエルヴィーラという大役を歌わせていただける事に感謝しています。
私が最も愛するベッリーニというベルカント唱法の大家である作曲家の、研ぎ澄まされた旋律の中にある深い音楽を、自分自身が今のテクニックと音楽でどのように反映できるのだろうかと毎日試行錯誤する日々です。
そしてまた、災害レベルだと言われているコロナ禍で、制作、舞台スタッフ、共演者全員がこのコロナに振り回される日々を過ごしつつも、諦めることなく本番へ向けて邁進しています。
私達が作り上げる舞台をお客様へ必ずお届けできるよう祈りつつ、舞台稽古を重ねて参ります。
上演機会は決して多くないこのベルカントオペラの貴重な公演を、是非生で触れていただきたいと思います。
沢山の皆様のご来場をお待ちしております。」
藤原歌劇団公演「リゴレット」より

藤原歌劇団公演「リゴレット」より

美しい高音はもちろん、高度なテクニックが求められる、ソプラノにとって大役の一つでもあるエルヴィーラ役を佐藤はどのように魅せてくれるでしょうか?
生でなければ感じられない息遣い、研ぎ澄まされた会場の空気を存分にご堪能ください❣

一同は昨日より、本番を迎える新国立劇場オペラパレスに会場を移し、最終稽古に臨んでおります❣
【オンラインチケット】なら、座席指定で24時間チケットが購入可能です✨
 
皆さまに安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めております。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!
 
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