9月に行われる前期アンサンブル試験に向け、各自に与えられた演目を演技稽古で集中して仕上げる期間です。
稽古場所は第3スタジオ。
藤原歌劇団・日本オペラ協会の公演のために音楽稽古や、立ち稽古をするスタジオ。
傍らには7月に行われた藤原歌劇団公演オペラ「ランスへの旅」で使われたバルコニーのセットがあったりします。
研究生と共にベルコーレを歌う助演の先生はオペラ歌手育成部の修了生でもあるバリトンの押川浩士氏。
先日の藤原歌劇団公演の「ランスへの旅」にも出演されていらっしゃいました。稽古場全体に響き渡る声量と抜群の演技力は流石です。
研究生の歌と演技を聴いて、今井先生はユーモアを織り交ぜながらも、明日のオペラ歌手を夢見る若者に、今時点で本人に足りていない点をはっきりと指摘されていました。
ピアニストでありコレペティトゥーアの高橋裕子先生と久保晃子先生。
イタリア語ディクションも受け持つオペラ歌手の廣田美穂先生と副指揮の杉原直基先生。
音楽スタッフは笑顔で研究生を見守っています。
今後の成長ぶりが楽しみです。