研究生では選抜試験において成績優秀者には入学金・授業料相当を免除する立石奨学金が与えられます。
奨学金を授与された芝野さんにインタビューしてみました。
芝野遥香 専門コース昼
Qいろんな研修所が沢山ある中、何故、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部を選びましたか?
A.以前からお世話になっている先生が講師でいらしたこと、また、説明会で授業風景を見学させて頂き、実際に目でみて、少人数制でアットホームな雰囲気というのに惹かれました。生徒にダイレクトに伝わる言葉を先生方が発していたことに大変感動しました。
Q.奨学生として実際に入ってみて、いかがですか?
A.入所式に奨学生として選ばれたことを言われ、まさか?!とびっくりしました。
すごく有難いことだと思っています。でも、奨学金を頂いている以上はしっかりやらなくちゃというプレッシャーがかなりあり、そのために、悩んだり落ち込むこともあります。
いろんな経歴のクラスメイトが集まっていますが、実力や意識の高さにびっくりし、焦りを感じることもあります。この間のアンサンブル試験も点数はよかったのですけれど、先生方の講評を聞いて「このままじゃいけない、もっと上を目指していかなくては」と思いました。
半年経ちましたが、日本で最も古いオペラ団体のオペラ歌手育成部で学べることを、大変嬉しく思っています。そして奨学生という名誉ある機会を与えられ、大変感謝しています。決して自分で自分の限界を定めることなく、貧欲に学び各方面でご活躍されている先輩方を目標にこれからもより一層精進していきたいです。
Q.これからの目標は?
A.「世界に通用する歌手になることです!」
でも、今の自分に見合ったやり方で少しでも早く、プロとして通用する歌手になれるよう進んでいきたいと思っています。
Q.あこがれの歌手はいますか?
A.あるソプラノ歌手は、自分で主催してファンサービスもとてもあってすぐそばにいける歌手。あるソプラノ歌手は、他の方がサポートしてくださり、オーラがあって、すぐには近寄れない歌手。私は後者のオペラ歌手になりたいです。そのために、もっと努力を積み重ねて研鑽していきます。
素敵な笑顔で答える芝野さん。オペラ歌手という夢を実現させるべく日々研鑚している様子。目を輝かせながら語ってくれました。
これからがとても楽しみなソプラノ歌手です。
さて、芝野さんに続いて平成28年度のフレッシュなオペラ歌手志望の方々から、どなたが奨学生に選ばれるか、こちらも今から楽しみです。