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2/13(火)「演出家によるプレトーク」出演者プロフィール

オペラ歌手育成部

第43期新人育成オペラアンサンブル公演 演出家によるプレトークに登壇されるお三方のプロフィールをご紹介します。

モデレーター:井内美香 Mika INOUCHI(オペラ・キュレーター、オペラ歌手育成部講師)

学習院大学哲学科卒業、同大学院人文科学研究科博士前期課程修了。ミラノ国立大学で音楽学を学ぶ。ミラノ在住のフリーランスとして20年以上の間、オペラに関する執筆、通訳、取材の仕事に携わり、またボローニャ歌劇場、フェニーチェ歌劇場、サン・カルロ歌劇場などの来日公演コーディネイト、スカラ座の2010年12月開幕公演のNHK-BS特集番組コーディネートおよび通訳を務める。2012年から東京在住。帰国後は、オペラ・キュレーターとして執筆、講演会、およびオペラ勉強会の講師などで活躍。イタリアの歌劇場来日公演、イタリア人来日アーティストの通訳も数多い。日本ロッシーニ協会運営委員。共著書に『バロック・オペラ』(新国立劇場)がある。https://twitter.com/MikaInouchi

©Flavio Gallozzi

「秘密の結婚」演出:奥村啓吾 Keigo OKUMURA(演出家、オペラ歌手育成部講師)

大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。ヴェローナオペラアカデミー・オペラ演出課程修了。2010年に渡伊。パオロ・グラッシ主催ミラノ演劇学校にて演技法を学ぶと同時に、フィレンツェ歌劇場(テアトロコムナーレ)をはじめとするイタリアの歌劇場で、演出部として研鑽を積む。2011年9月にはセグラーテ市(ミラノ近郊)主催のオペラ「結婚手形」をアウディトリウム・トスカニーニにて演出しイタリア・デビュー。2013年に帰国。2018年にさわかみオペラ芸術振興財団から派遣され再び渡伊。アレーナ・ディ・ヴェローナの演出チームに日本人として初めて加わり、2018年ウーゴ・デ・アーナ演出・オ ペラ「カルメン(新制作)」で演出助手の一員として活動した。イタリアでは、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ヴェネツィア市ラ・フェニーチェ歌劇場、フィレンツェ歌劇場(テアトロコムナーレ)、サレルノ市ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場、ヴェローナ市フィラルモーニコ歌劇場、トレヴィーゾ市マリオ・デル・モナコ歌劇場、ノヴァーラ市コッチャ歌劇場、フェラーラ歌劇場、ピサ市ヴェルディ歌劇場、ベルガモ市ドニゼッティ歌劇場にて演出助手、マエストロ・コッラボラトーレとして参加。日本では新国立劇場、セイジ・オザワ松本フェスティバル、藤原歌劇団、びわ湖ホール、ジャパン・オペラ・フェスティバルのプロダクションに演出補、演出助手として参加。これまでにオペラ演出作品は、20作品以上に及ぶ。2013年から2017年、粟國淳氏の演出助手を務めた。現在、枚方シティオペラ芸術監督。https://twitter.com/KeigoOkumura

「セルセ」演出:三浦安浩 Yasuhiro MIURA(演出家、オペラ歌手育成部講師)

国立音楽大学声楽科卒業、メリーランド大学大学院修了。テノール歌手として活躍後、2002年、演出に転向、2006年新国立劇場小劇場「セルセ」で本格的デビュー、斬新な演出で一躍注目を集める。
主な演出作品に、日生劇場開場50周年記念公演「フィデリオ」、新日本フィル「レオノーレ(日本初演)」「火刑台上のジャンヌ・ダルク」(三菱信託奨励賞受賞)、東京芸術劇場シアターオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」、びわ湖ホール「ラインの黄金」、新国立劇場子供のためのオペラ劇場「パルジファルと不思議な聖杯」、新国立劇場オペラ研修所「カルディヤック(日本初演)」、東京文化会館「ヘンゼルとグレーテル」、北とぴあ国際音楽祭「月の世界」(故実相寺昭雄氏との共同演出)、日本オペラ協会「袈裟と盛遠」、北海道二期会「ラ・ボエーム」、名古屋二期会「こうもり」、群馬オペラ協会湖上オペラ「白馬亭にて」、静岡県民オペラ「イリス」、広島シティオペラ「道化師」「ジャンニ・スキッキ」、首都オペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ(日本初演)」(三菱信託奨励賞受賞)、ANCORA「Hoffmann2019」、文化庁巡回公演「てかがみ」「おこんじょうるり」、石川県・金沢市共催「禅~ZEN」(金沢及び高崎公演)などがあり、常に独自の視点から娯楽性あふれる舞台を作り出し多くの支持を得ている。
また、ジョナサン・ミラー、デイヴィッド・パウントニー、ダミアーノ・ミキエレット、ヤニス・コッコス、栗山昌良、故鈴木敬介をはじめとした国内外の演出家のアシスタントとして活躍し、特に新国立劇場では数々の舞台の再演演出を務めてきた。
海外に於いても、横浜=ハノイ・パートナーシップ公演、ベトナム市立劇場に於ける「竹取物語(沼尻竜典作曲)」の演出を務めた他、イタリア・プッチーニ・フェスティヴァル、ポルトガル・サン・カルロ王立劇場、フランス・ラン劇場などに参加した。
今後も、2023年2月に札幌文化芸術劇場ヒタルのオペラ・プロジェクト第1弾として「フィガロの結婚」を演出するなど活躍の場をさらに広げている。
新国立劇場オペラ劇場演出チーフ、新国立劇場オペラ研修所主任講師を経て、現在桐朋学園大学大学院非常勤講師。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。静岡国際オペラコンクール企画運営委員及び審査委員。ソウル国際音楽コンクール審査員。日本オペラ協会会員。藤原歌劇団団員。日本演奏連盟会員。ANCORA主宰。
2020年以降のコロナ禍においても精力的に活動を続け、特に、YouTube「燃えよオペラ!」はわかりやすいトークでオペラ、映画、小説からサッカーまでを網羅し、ファンも多い。https://twitter.com/DnLV4skc6DHmCqF

第43期研究生 新人育成オペラアンサンブル公演

  • D.チマローザ作曲「秘密の結婚」Il matrimonio segreto
  • G.F.ヘンデル作曲「セルセ」Serse

公演日:2024年3月17日(日) 13:00~/17:30~(完全入れ替え制)
会 場:昭和音楽大学北校舎 スタジオ・リリエ
料 金:指定席/後日配信 3,500円

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