お馬の母、久万役の二渡加津子(4日)と西野郁子(5日)よりメッセージが届きました!!
【二渡加津子】
「女性が生きていくのが今よりもずっと難しかった時代、奉公先で理不尽な目に遭い身も心もボロボロになり、普通の女性としての幸せを望めないかもしれないまで落ちてしまった娘を、なんとか生きていけるようにとひたすら想い祈る母を、土佐の女性らしく芯の強さと慈愛を込めて歌い演じたいと思います。」
「私の親友は二十数年前のこのオペラ「よさこい節」高知公演を観て感動し、とても心に残っていると話してくれました。
素晴らしいオペラと言うだけでなく、地方と言う特色が加わる事でより多くのお客様の心に残る作品である事は間違いないと思います。
土佐弁で歌うことは難しいですが、 公演では土佐の母をしっかり表現出来る様に稽古に励んで参ります。」
【西野郁子】
「久万は、原作では最後の方のシーンでも少しだけ登場するのですが、オペラの楽譜では一幕のみの登場となっています。(ネタバレ?)
ですので、みなさま、遅刻は厳禁です。13時15分から作品解説もございます。私の登場、お見逃しなく!!」
「楽譜も見ずに久万役を引き受けたのですが(私に出来ない役は、私には来ないと思っているので…)、楽譜を見たら、棚から落ちてきた巨大なぼた餅に押し潰されそうな感覚に陥り…。
日本オペラに出演してから17年目ですが、私には今までにない大役です。
お客様に楽しんでいただけるよう精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!!」
この物語のヒロインを生んだ母の複雑な気持ちを稽古で積み重ねています。
母ならば共感する部分が多々あると思いますので、そんな視点でもお楽しみください!!