キャストコメント第3弾は、主役・正男の父、伊集院忠義役の泉 良平(14:00公演)と田中大揮(18:30公演)です★
泉 良平より★
—正男の父「伊集院忠義」の注目ポイントを教えてください!
『薩摩示現流とは鹿児島に伝わる荒々しい剣術のこと。
最初の一振りで勝負の全てを賭け骨まで砕くほどの無骨な剣術。
新撰組も恐れたとされています。
そんな薩摩示現流の使い手 伊集院忠義。
本来なら野性味溢れた九州男児のおじさんのはずが、本編ではその片鱗さえ怪しい始末。
赤毛の女の色気にも、女房ハナにも滅法弱い。
男臭いけどちょっとエッチで実はとても優しい、そんな憎めないおじさんを表現できたら…』
—今回の公演にかける想いをお願い致します!
『今から13年前、「ミスター・シンデレラ」の東京初演に同役伊集院忠義で出演致しました。
当時30代そこそこ。
5年間のイタリア留学から戻ってきたばかりで日本オペラの右も左もわからないまま、前総監督大賀寛先生のご指導を仰ぎ、当時の年齢より20歳以上も上のキャラクターを必死に演じました。
ようやく忠義の年齢にも近づいできた今、改めてどこまでこの忠義を作り上げられるか。
ご縁のあった鹿児島生まれのコント55号坂上二郎さんにも東京初演をご覧頂けたのは懐かしい思い出です。
最高の共演者達とハチャメチャで最高に笑える舞台を目指します。』
田中大揮より★
—正男の父「伊集院忠義」の注目ポイントを教えてください!
『もう昔のコテコテの九州男児です。
僕も熊本出身なので九州男児の血が流れてますが僕が子供の頃に見てた大人たちがこんな感じでした。
威勢はいいが女性に弱い(笑)
示現流の達人で剣の腕はたつし威張ってはいるのに簡単に女性に負けるは、嫁さんには突っ込まれるは。憎めない愛されキャラです。
そんな愛らしいお父さんを見て欲しいですね。』
—今回の公演にかける想いをお願い致します!
『初めて日本オペラ協会に参加させて頂きますがそれが物凄い喜劇、しかも鹿児島弁となかなか骨太な作品に出会わせていただきました。
しかしその中での苦悩、最後は愛についてとても考えさせられます。
「ある朝人生に迷っていた時そばにいた大切な人」
何か大事な事を思い出させてくれる作品です。
是非劇場でご覧ください!』
厳格だけどちょっとズレてる!?鹿児島男な主人公・正男のお父さん。
母ハナさんとのやり取りもお楽しみに!!
是非劇場でご覧ください♪♪