今回は、アルトゥーロ役の小笠原一規(12/9)と曽我雄一(12/10)です♪♪
小笠原一規より★
—アルトゥーロ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『オランダの皇太子アルトゥーロ、ルチアを花嫁に迎え入れるためスコットランドへ招かれた眩しいほどの花婿の役です。
礼儀もあり皆に好かれる要素もある格調高い紳士だが、実は冷酷な一面も持っていて、優しい目の奥に実はルチアとエドガルドの関係もすでに見抜き、エンリーコの助言をももはや言い訳として聞き流し彼を見下し、様々な表情を使い分けなくてはならない難役です。
今の私では威嚇している不良のようなお芝居でしかありませんが、ベルカントの美しい旋律と共にこのお芝居が伴えばと思っております。』
—今回の公演への想いをお願い致します!
『前回はベルカントオペラの真髄である「ノルマ」のフラーヴィオで藤原デビューをさせて頂き、今回もベルカントオペラの代表作「ルチア」にて、それも大役アルトゥーロ役で出演できる事を大変うれしく思っております。
たくさん学び、演じ、色んなオペラに挑戦させて頂きたいです。』
曽我雄一より★
—アルトゥーロ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『人は皆、自分の人生は自分が主役であると思います。
アルトゥーロも政略結婚相手という、側から見たらあまり良い印象のある役柄ではありませんが、彼にも彼の人生があり、自分の運命に、そして自分の良心に従って生きてきました。
彼の人柄や想い、周囲の人間との織りなすドラマは、儚くも美しく表現されていますので、見てほしいポイントは全てです。』
—今回の公演への想いをお願い致します!
『「本物であれ」これが私が抱いている藤原歌劇団精神です。
芸術の本物体験を通じて、忘れ難き良い思い出となったその経験は、ある時は癒しを、またある時には勇気を与えてくれるものと私は信じています。
会場へ来て下さった方々が、時を経ても「あの公演はよかった。」と思っていただけるような作品作りを目指しています。』
ルチアと結婚するために現れたアルトゥーロは、ルチアとエドガルドの愛の強さに敵わず、彼女に殺されてしまう運命にあります。
この物語の一番の被害者ともいえるアルトゥーロですが、第1幕 第2場の婚約祝宴場面での活躍に是非ご注目ください!
ルチア公演特設サイトはこちらから👇♪
CiaOpera Vol.15では12/10エドガルド役の西村悟の密着インタビューを掲載中!!
是非ご覧ください👇♪