第1弾はスズキ役の鳥木弥生(27日)と但馬由香(28日)です✨
鳥木弥生より🎵
★スズキ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「スズキはヨーロッパで一番多く歌った役です。
蝶々夫人の舞台は日本で、私も日本人として、ではありますが、イタリアで生まれたオペラの伝統、又はアメリカで書かれた原作、戯曲のイメージを意識して演じてきました。
今回は更に日本の伝統、この演出の歴史を受け継ぐという使命もプラスして、どのようなスズキが出来上がるのか、私自身非常に楽しみです。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「ヒロインのソプラノを活かすのがメゾソプラノの大きな役目、と常日頃感じています。
蝶々夫人にお仕えするスズキはまさにそのものの役。
今回は、普段はむしろその太陽のような笑顔で私を支えてくれている小林厚子さんとの、念願叶った共演。
舞台で恩返しをするような気持ちも込めて演じたいと思っています!」
但馬由香より🎵
★スズキ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「『スズキ』と言うと中年以降のイメージもあるようですが、今回の演出では蝶々さんの10〜15歳くらい上で、まだ心の痛みを完全に達観出来るまでの人物ではないという設定になっています。
人生経験を積んでいる真っ只中のリアルな女性として演じますので、その辺りをご覧いただきたいです。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「伝統ある粟國先生の演出で初めてのスズキを演じさせていただくことになり、大変光栄に思っています。
稽古場には初演当時から所作をご指導されている立花寶山先生やこの演出を何十回と御経験されているコーラスの方などがいらして、歴史の厚みを感じる日々です。
若手のキャストの皆さんと試行錯誤しつつ、私達なりの新しい息吹も吹きこめたらと思っています。
是非お越しくださいませ。」
最後の最後まで、蝶々さんを支えるスズキ。
蝶々さんにとって、楽しいことも苦しいことも共有できる唯一の人物です。
ぜひスズキの献身的な活躍もお見逃しなく✨
平成最後の藤原歌劇団公演を、ぜひ劇場でご覧ください‼️