ピンカートン役の笛田博昭(27日)と藤田卓也(28日)です✨
笛田博昭より🎵
★ピンカートン役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「ピンカートンは無邪気なところがあり、ドラマが成立するにはイケメンでなければならないので、大人の女性が魅力的に思えるようないい男として演じたいと思っています。
そして音楽的には、プッチーニの音楽も厚くドラマティックな表現を必要とされているので、感情的になりすぎないように心がけたいです。
歌の基本であるベルカントに忠実に、見せ場である第1幕の蝶々さんとの二重唱のラスト、ハイCのためにコントロールして臨みたいです。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「蝶々さんというこのオペラの主役を支える脇役として、『今日の笛田さんはいつもと違う』と思っていただけるように演じ切ります。
どうぞ生のオペラをぜひ劇場でお楽しみください!」
藤田卓也より🎵
★ピンカートン役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「間違いなくピンカートンは大馬鹿者ですが、単なる軽率で嘘つきのだらしない男、という訳ではないように私は思っています。
例えばレストランで食べ残しをして帰る、ということがあるとすると、代金を支払えば需要と供給の間においては問題はありませんが、根本として生命を無下にしております。その延長線上のお話です。
後に起こる悲劇を予想だにせず1幕で堂々と楽しむ彼の姿を、とことん哀れに観ていただければと思います。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「粟國安彦さんのこの美しいプロダクションの参加者になれたことをまず大変光栄に思っております。
また指揮の鈴木恵里奈さんの、研究と技術漲る的確で研ぎ澄まされた芸術的制作空間はいつも心が洗われ心地良く、最高の気分で稽古しております。
蝶々さん役の迫田美帆さんをはじめ素晴らしい方々と共に公演に向かっておりますことが幸せでなりません。」
この「蝶々夫人」で悪者のピンカートン役を、今や藤原の大人気テノールである笛田博昭と藤田卓也が熱演します‼️
出番は多くはありませんが、蝶々さんにとっては唯一無二の存在✨
蝶々さんへ幸福と不幸を運んでくる破天荒な!?ピンカートンをお見逃しなく👀