第1弾はドン・プロフォンド役の久保田真澄(5日&7日)と押川浩士(6日&8日)です✨
久保田真澄より🎵
★ドン・プロフォンド役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「まずやはり見て、聴いて戴きたいのはドン・プロフォンドのアリアでしょうか。
ロッシーニならではの早口とテクニカルな旋律、そしてヴァリエーションに果敢に挑んでいる姿をどうか暖かく(笑)見守って戴き、応援していただけたら嬉しいです!
また、ドン・プロフォンドは登場人物の中では大人です。
その大人の彼が自分の仕事であり趣味でもある骨董品集めについては子供のように目を輝かせ、しかし人と対する時には人生を重ねた大人として穏やかに接しようとする、その人としての大きさ、振り幅を楽しんでいただけたら幸いです。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「ロッシーニは私のキャリアの中で、1番歌わせていただき、また大事にしている作曲家です。
これまで色々な歌い手と共演させて頂きました。
まだ私が若かった頃、ロッシーニ歌いと称される彼らとの共演は何にも代えがたい宝物です。
彼らから教えていただいた中で今も私が心に強く留めている事の1つは『舞台はみんなで作り上げていくもの』『自分が舞台で生きるには他の人を生かさなければいけない』という事です。
今回の『ランスへの旅』もその学びを心に稽古に励んでいます。
お客様には舞台の上で輝く登場人物達を楽しんでいただき、共感していただけたらこれほど嬉しい事はございません。
9月の頭、まだまだ暑い最中かと思いますが、どうぞ皆様、新国立劇場まで足をお運び下さい。お待ち申し上げております。」
押川浩士より🎵
★ドン・プロフォンド役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「ドン・プロフォンド役の注目ポイントですか、、。
全体的に注目して頂きたいのですが(笑)特筆すべきは、やはり奇妙奇天烈なアリアですよね。
初めて聴いたときには、『息してるの?』って思ったくらい!
とにかく早口で喋り続けるんですよ。
無事に歌いきれた際には、拍手喝采をお願い致します(^^)
もう一点は、音域ですかね。
これは自分の弱味を書いてしまうことになるのですが。
僕の声域は、バリトンでも高い方の割りかし軽い声なのですが。
今回の役は文字通りプロフォンド(深い)。
深〜い声のバスの役ですね。
一番低い音は、下の♭E!お〜、低い!
バスの役でもこんな低い音、珍しいんじゃないですか?
そして一番高い音は、上のGの音。
僕の得意な音域です(^^)
ところが、コレをファルセット(裏声)で出さなきゃいけないんです。
ファルセットで出すには低過ぎで難しい…
…と、まあ2オクターブを超える音域に四苦八苦しておりますが、見事に歌いこなしてみせますので乞うご期待!」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「何と言っても、“豪華なオペラ”です!
古今東西の歌名人をこれだけ集めて、こんな贅沢なアンサンブルや、アリアに重唱。
いちいち凄いんです。
帽子が見つかれば超絶技巧、馬が手配出来なくてランスに行けないことになり14重唱、パリでの戴冠式に行けることになり大アンサンブル。
全編に渡り、楽しく、美しく、凄い!オペラです。
お客様に、最後の一音まで楽しんで頂けるよう頑張ります!」
前回2015年公演でも同役を見事に演じた久保田真澄と、今回初役となる押川浩士❣️
見ごたえ聴きごたえを兼ね揃えたふたりのバッソ・ブッフォです☺️
ぜひ劇場でお楽しみください‼️
オンラインなら24時間チケット購入ができますので、是非ご利用ください♪♪
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