マッダレーナ役の鳥木弥生(2/1&8)と米谷朋子(2/2)です✨
鳥木弥生より
★マッダレーナ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「ヴェルディ作品では『メゾソプラノもちゃんと愛されて描かれている』という喜びを感じます。
《リゴレット》は読替え演出ならぬ読替えオペラ化を余儀なくされた作品ですが、本質を離さないままにより深みを与えられた大成功例だと感じます。
私が演じるマッダレーナのキャラクターにも、名前そのものにマグダラのマリアのイメージ(ジルダが「彼女は泣いている」と歌う部分にグッときます)もあれば、彼女が公爵の寝顔を見てアポロンに例えることで、アポロンを隠れて必死に産み育てたレトのイメージもあったり(スパラフチーレに「お前の『アポロン』を川に捨てるんだよ!」と嫌味を言われるところも何故か大好きです。笑)。
他にも、有名な四重唱では公爵が、ロマのマッダレーナの白いはずがない手を『真っ白で美しい』と褒める部分に『やるなあ!』と感心したり!
演じていて心を掴まれるフレーズに溢れています。
ぜひ、注目して下さい!」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「今回の公演では、前回の藤原歌劇団『リゴレット』でもご一緒した佐藤美枝子さんのジルダがますます洗練されて素晴らしく、感動のあまりジルダをかばって兄に刺されたりしないようにしなければ!と思っています。」
米谷朋子より
★マッダレーナ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「マッダレーナは第3幕でようやく登場します。
モンテローネの呪いとは全く無縁の様に見えるマッダレーナの発した言葉によって、リゴレットとジルダは悲劇の結末へまっしぐらに突き進むこととなります。
有名な”女心の歌”での瑞々しい音楽で我々を油断させてから幕切れへのドラマと音楽の緊張感は、演奏する側にとっても手に汗を握る瞬間です!
必死に生きようとする登場人物達を嘲笑うかの様に、運命の歯車がわずかな歪みから一気に狂い始め転がり落ちるその様を、是非皆様の目と耳と心で味わって頂きたいと思います。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「歌劇の王様G.ヴェルディの代表作品『リゴレット』を、イタリア・オペラの老舗 藤原歌劇団で歌い演じる機会を頂き感激しております。
マエストロ柴田さんや演出の重孝先生を始め、経験豊かな先輩方やスタッフそして藤原歌劇団合唱部の皆様に囲まれ、改めて”オペラとは何ぞや”の問いを投げ掛けられている想いです。
藤原歌劇団の歴史に恥じぬ様、誇りを持って歌い演じたいと思います。
皆さまのご来場、心よりお待ちしております!」
殺し屋スパラフチーレの妹で、公爵の魅力にいつの間にか惹かれてしまう乙女な一面もあるマッダレーナ。
登場は第3幕ですが、ラストシーンに向けて重要な役どころを担っています。
ぜひ劇場で妖艶な二人の姿をご覧ください✨
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