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【キャストコメントvol.1】8月15日・17日出演の桜井万祐子/藤田卓也よりメッセージ★

カルメン2020
8月15日&16日&17日にテアトロ・ジーリオ・ショウワにて上演する、藤原歌劇団公演「カルメン」のスペシャルキャストコメント❣️
15日&17日に出演の桜井万祐子(カルメン)と藤田卓也(ドン・ホセ)からメッセージが届きました✨

 

桜井万祐子より
★カルメン役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「今回の公演に向けて演出の岩田さんと共にカルメン像を作り上げてきたのですが、前半はホセという人物に会えた喜びを、後半は運命に対峙する姿勢を表現出来たらと思います。
ヨーロッパでも演じる機会を頂いてきましたが、また新しい境地、新しい解釈で挑む機会をいただけたことを嬉しく思っています。
ソーシャルディスタンスを守りながらも違和感のない、まるで触れているかのような魅惑的なカルメンをお届けしたいです。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「このような状況のなか短期間で作品を仕上げる上で、共演者やスタッフの皆さまとの助け合いや調和を通じ、あらためてタイトルロールを演じる心地よい重圧を感じています。
今までのように気軽にコミュニケーションを取れない状況でストレスを感じている方も多いと思いますが、そのような折に歌える機会をいただけた運命を胸に刻み、皆さまの心に触れる歌をお届けできたら嬉しいです。」

 

藤田卓也より
★ドン・ホセ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「この作品の中で唯一ドン・ホセだけが、多くのキャラクターとそれぞれの立場で関わりを持ち、期待の後に断絶を起こすという複雑さがあります。
本舞台の特別な点の1つに、主要なキャラクター達が通常よりもお客様に見えやすい形でドラマを作る、ということがあります。
字幕はいつも通り上手く盗んでいただきながら、キャラクター同士のドラマをより集中的にお楽しみいただければ嬉しいです。
そして、舞台には登場しませんが、ホセにとって軸である母親の強烈な存在感を彼の中に見ていただきたいなと思います。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「我々人類は、見えない敵との戦いを強いられております。
緊急事態宣言の期間を経て実に様々な思いで、再び集まることが出来たこのカルメンのチーム。
あの稽古初日のなんとも表現し難い”空気”が忘れられません。
しかし総監督である折江さんのあの日の力強いお言葉は、瞬時にそれを”勇気”に変えて下さいました。
自分が感染源になるわけにはいかない。絶対に無事に公演に辿り着きたい。
そのような願いの中で遂にここまでやってこれました。
みんなでやってこれました。」

 

短い稽古期間で、これまでとは違うけれど本物の「カルメン」を模索し、本日無事に初日組のゲネプロを行いました。
86年オペラを牽引し続けてきた藤原歌劇団が、新しい「舞台のあり方」をご提案いたします。
どうぞお楽しみに‼️

 

最新の情報は本公式WEBサイト及びSNS等で引き続きお知らせして参りますので、ご理解・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
 
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