フィガロの谷 友博(8日)と小野寺光(9日)からメッセージが届きました✨
谷 友博より
★フィガロ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「ここ!と、特定する事はできませんが、何と言ってもマルコさんの演出でしょうか。
今回の舞台は再演なのですが、付け加えられたものや、まったく変わっているものもあります。
舞台というのは生きてるんだ、と感じます。
前回のフィガロの結婚をご覧になられた方も楽しみにいらしてください。
2日目は、若手も多く起用されていますから、その辺りも楽しみですね。
個人的には、バリトンの須藤くんとの共演でしょうか。
須藤くんが『今回、谷さんとの共演が楽しみだったんですよ!』と言ってくれて、そういえば同じバリトンで共演というのも珍しいですね。
同じ役で別日に舞台にのることはあっても、同じ日は中々ないですからね。
しかもイタリアに留学時の先生が同じだったんです。同門生の共演楽しみです!」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「コロナ禍での公演ですので、お客様や出演者、関係者の方々には、ご心配頂いたり、ストレスを感じたりと普通では無い中での公演です。
歌を歌える喜び、お客様の前で歌える喜びを噛みしめながら歌いたいと思います。
気持ちだけは新型コロナに負けず、出演者一丸となって頑張りたいと思います。」
小野寺光より
★フィガロ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「フィガロは困難が訪れる度に天才的とも言えるアイディアでその場を切り抜けます。
そのアイディアが『閃く瞬間』に是非ご注目頂きたいと思います。
落ち着いて次の策を練る様子や、慌てふためきながらも何とか問題を解決する様子、常に頭をフル回転させて次々に問題を解決していくフィガロはやはり天才なのだと思います。
また、演出家のマルコ・ガンディーニ氏が稽古の際にこのようなお話をしてくださいました。
『フィガロとスザンナというカップルは、他のどのオペラに登場するカップルよりも美しく純粋で、誰もが応援したくなるような存在でなければならない。』
私事ですが、マルコ・ガンディーニ氏の演出でフィガロ役を演じるのはこれで3度目です。しかし毎回新たな発見や変化を感じます。
フィガロだけでなくどの役を取っても全員が舞台上で生き生きとしています。
だからこそ生まれる熱いドラマをお客様に感じてもらえればと思います。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「新型感染症の影響で私たちの生活は大きく変化してしまいました。
当たり前に出来ていたことが当たり前ではなくなってしまい、オペラを楽しみにしてくださっている皆様も、寂しい思いをされていたと思います。
今回の公演を通して皆様に更に元気になっていただけるよう、一生懸命歌いたいと思います。」
この作品のタイトルロール(題名役)でもあるフィガロは、あの「セビリャの理髪師」で“町の何でも屋”でも知られるように利発なキャラクターで様々な困難をするりとかわし、恋人スザンナと結婚するために奮闘します。
フィガロの活躍にもどうぞご期待ください!
引き続き皆さまに安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めてまいります。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!