本日は「魅惑の美女はデスゴッデス!」より、死神役を演じる長島由佳(24日)と相樂和子(25日)からメッセージが届きました✨
♪長島由佳より
★死神役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「“死神”という特別な力を持ったキャラクターではなく、早川という男に心底惚れて、身を滅ぼすほどの熱い恋をする女性を演じます。
『いのちを作る』ことが嫌いだった死神が、愛する人の子供を望むまでに変化していく根幹には、幸せになりたいという普通の生きる希望があるのです。
愛する人に抱かれて、自分の身体の中にある骨や、沸くような血を感じ、初めて『生きる』ことの喜びを知った彼女に寄り添い、懸命に生きたいと思います。」
」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「演出の岩田さんが目指す、台本をお書きになった今村昌平映画監督の重喜劇の世界は、池辺晋一郎先生の書かれた音楽、今村監督の書かれた言葉一つ一つを丁寧に読み込み、苦しいほどに腹の中に落として落として落とし込んで、ようやく生み出されるエネルギーからしか作れないもので、まだまだ不足の多い私には中々うまくいかないこともありますが、最後まで必死に向き合いたいと思います。
腹の底から噴き出すエネルギーで、全力で死神役を務めます。アンサンブルの皆様の華やかなダンスや演技も見どころの一つです。出演者それぞれの生き様を、ぜひ細部までお楽しみください。」
♪相樂和子より
★死神役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「今回の『魅惑の美女はデスゴッデス!(《死神》の改題)』は、台本:今村昌平監督と演出:岩田達宗さんの舞台です。
今村監督は映画学校建立の際、『人間というものは汚濁にまみれたものである。同時に純粋である。人間というものは恐ろしくみっともなくて、見窄らしくて、薄汚いものである。そして同時に優しくて、弱くて、美しいものである。だから人間は面白いんだ。』という理念をお持ちだったそうです。
公演にあたり、今村監督の作品『赤い殺意』『神々の深き欲望』『復讐するは我にあり』『ええじゃないか」『楢山節考』『うなぎ』等を拝見しましたが、それらには人間讃歌ともいえる監督の人間愛が溢れています。
死神が追い求めた早川という男は、本当に弱くみっともないものですが、同時に強く生きたいというエネルギーが眩しいくらい輝き満ちた存在です。死神とは正に、死神を通して早川という人間を愛する、今村監督のメタファー的存在なのだと考えます。
人間の皆さまにも、人間である自分が演じる死神にも、熱い感情が込み上げる作品になるよう正面から取り組み、真摯に精進して参りたいと思っております。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「今回身の丈を超えた演目に挑戦します。これから様々な作品を演じ、芸をきちんと前へ進め、目標を定め道を定める…そういう姿勢で、これから演奏をどう作っていくか、どのようになっていきたいかという“意思”を示す場にしていきたいと思います。
新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワへご来場くださった皆様へ、そして初代三遊亭圓朝、今村昌平監督、先祖代々、関係者の皆さまにも、喜び楽しんでいただける舞台をお届けできるよう、胸にいっぱいの愛情を持って明るく演じます!」
死神役は今回が三度目となる長島と、今回が日本オペラ協会デビューとなり初めて死神を演じる相樂が、全身全霊で挑みます✨
魅惑の美女二人が演じる“死神”の生き様を、ぜひ生でご覧ください❣
劇場でお待ちしております‼
皆さまに安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めております。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!
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