スペシャルキャストコメント第1弾！初回を飾るのは、ドン・アルフォンソ役を務める田中大揮（7月1日・3日）と、小野寺 光（7月2日）です✨
♪田中大揮より
★ドン・アルフォンソ役の“ここを見てほしい！”という注目ポイントを教えてください。
ドン・アルフォンソは何故この賭けを持ち出したのだろうか。こんな事をやってしまったら正直もう元の状態に戻せないと思います。この物語は最後ネタバラシをして終わりますが、この後はどうなっていくでしょう？２組のカップルの関係やそこに巻き込んだデスピーナ、そしてドン・アルフォンソ自身どうなるんでしょう。それはドン・アルフォンソは予想出来たはず。それでもこの賭けを持ち出す彼の気持ちがまず最初の三重唱で出てきます。そして姉妹を騙していく時の心の揺れ動きを見て欲しいですね。
★今回の公演への想いをお願い致します！
久しぶりに藤原歌劇団で出演させていただきます。その久しぶりだった前回もモーツァルトの作品でした。モーツァルトはどの作品も難しいですが大好きです。今回は岩田氏の演出で今まで見た事ない「コジ・ファン・トゥッテ」が見れると思います。僕もこんな「コジ・ファン・トゥッテ」初めてです。しかし、それぞれの登場人物の心の揺れ動きが美しい音楽と繋がった時、このオペラは感動できると思います。そこまでいけるよう、今全員で頑張って稽古をしていますのでどうぞお楽しみに！
藤原歌劇団公演「ドン・ジョヴァンニ」より
♪小野寺 光より
★ドン・アルフォンソ役の“ここを見てほしい！”という注目ポイントを教えてください。
物語の始まりである1.2.3番に是非とも注目していただきたいと思っています。フェッランドとグリエルモに、大切な物(何かは内緒です)を傷つけられたアルフォンソがこの若者2人に復讐を決意するところからドラマが始まります。
所謂”喜劇”としてのコジファントゥッテではなく、愛や信頼、そして苦しみをリアルに描いた”人間ドラマ”としてのコジファントゥッテを堪能していただければと思います。
藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」より
★今回の公演への想いをお願い致します！
今回演じさせていただくドン・アルフォンソは、心に闇を抱えたスターウォーズで言う”ダークサイド”に落ちている人間です。ダークサイドに落ちている人間のライトセーバーは”赤色”です。私はアルフォンソの”赤色”の部分を演じていると、人間の本質はこの”赤色”の部分にこそ隠されているのではないかと思ってしまいます。
残酷で痛々しく、しかし虚しくて切ない”赤色”を表現してくださったモーツァルト先生の音楽を、是非とも劇場で一緒に体感していただければと思います。
藤原歌劇団公演（共催：新国立劇場・東京二期会）「清教徒」より
物語の鍵を握るドン・アルフォンソ！
この重要な役所を、田中と小野寺はいかに演じるのか…！必見です🌟
初日まで本日でちょうど１ヶ月✨
モーツァルトとダ・ポンテの傑作を、ぜひ日生劇場でご覧になりませんか？💐
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