キャストコメント第5弾となる最終回は、飯田聡子役を務める丹呉由利子(11/25昼、11/26)、長島由佳(11/25夜)からのメッセージをお届けします✨
♪丹呉由利子より
★飯田聡子役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「自身の生き甲斐を持ち、一心不乱に打ち込む聡子。集中すると視野が狭まってしまう所は私と少し似ているかも知れません(笑)それだけ、マラソンが彼女の全てだと言う事なんだと思います。
幼い頃は純粋に楽しめていたのに、進むにつれていつか勝ち負けの世界になり、「勝つ」という「結果」が彼女にとっての唯一無二のゴールとなっていきます。
そんな彼女に何が起こり、どう成長していくのかは当日の公演を楽しみにして頂ければと思いますが、聡子は私と似た部分が本当に沢山あります。俯瞰しながらの役作りは難しく、大変だった部分もありますが、それだけリアリティーのある歌唱をお届け出来ればと思います。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「名作と言われる作品は既に研究し尽くされている事も多く、何パターンかの模範的な成功例もあげられています。
ですがこの「咲く」という作品は生まれたて。全てが初めての事ばかりでしたので、総監督をはじめ、作曲家、台本作家、指揮者、演出家、歌手など、公演に関わる全ての人たちが「ああでもない、こうでもない」と論議を重ね、どうしたらより良い作品になるのかをギリギリまで模索し続けました。そんな熱意の中で、1つの作品が世の中に生み出される瞬間に立ち合わせていただけた事を誇りに思います。
また、普段関わる作品よりも演劇要素が多いこの作品をどの様に歌い、表現するのかという課題に挑戦できたことは、オペラはもちろん、ミュージカルやお芝居にも積極的に挑戦したいと思えるほど、大変貴重な経験となりました。
あらゆる世代の方の心に響く作品だと思いますので、ぜひ会場でご堪能下さい。」
♪長島由佳より
★飯田聡子役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「私たち飯田家は、稽古を重ねていくたびに少しずつ家族になっていきました。
一人一人を愛おしく思いながら作品と向き合い、指揮者の平野桂子さん、演出家の齋藤理恵子さん、そして台本作家の宇吹萌さん、作曲家の竹内一樹さんと話し合いをしながら丁寧に創り上げてこられたことに感謝しています。
「走っていると無心になれる」と、明るく前向きだった聡子が少しずつ翳りを帯びて挫折していく様子、そしてまた生まれ変わるために、どのように立ち上がっていくのか…瑞々しく、逞しく生きる聡子に注目してください。
また、私たちが描くのはどこにでもある家族の日常であり、誰もが経験したことのある気持ちの移り変わりです。日々、笑いの絶えない良い雰囲気の中で作り上げて来た私たちは、本番の舞台の上でどのような家族になっているでしょうか。私自身、とても楽しみにしています。」
★今回の公演への想いをお願い致します!
「新しい日本オペラ作品を創作する人材育成事業の演奏者として携わってから早3年が経ちました。彼らが人生を懸けて臨んでいる一つ一つを必ず良きものにするんだ!と、みんなで一丸となってそれぞれの作品に必死に取り組んだ日々が懐かしく思い出されます。
いよいよオペラ作品として”咲く”日が近づいてまいりました。わくわくする気持ちや責任感など、色々な思いで熱くなってきていますが、それらを全てエネルギーにして、最後まで精一杯、心を込めて務めてまいります。
新しい作品の誕生を、是非ホールで見届けてください。お待ちいたしております!」
聡子を模索していく中で、日々葛藤しながら稽古に臨む姿はまさに聡子そのものだった丹呉。
稽古中、物語終盤の聡子に共感し、涙を堪えきれなくなった長島。
それぞれの熱い想いを胸に、いよいよ明日両組の公演の幕が上がります。
映像との融合や、個性豊かなアンサンブルも見どころです👀
ぜひ会場で、お楽しみください❣️
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皆さま安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めております。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!
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