いよいよ開幕を明日に控え、六条御息所役を演じる佐藤美枝子（2/18）&砂川涼子（2/19）からのメッセージが届きましたのでご紹介します✨
♪佐藤美枝子より
★六条御息所役の“ここを見てほしい！”という注目ポイントを教えてください。
「六条御息所は高貴なお方ながら生き霊を飛ばすほど尋常でない嫉妬深さを持つ女性という単純な解釈と共に、現代に生きる私にとって、光源氏の台詞や許しがたい所業の理解に苦しむ日々でした。
しかし、作曲家、台本作家、そして紫式部が描いた彼女の本質を捉えて演出なさる岩田さんから学ぶ彼女は、深い愛故に想像を絶するほどの悲しみと業の狭間で苦しみ抜き、それでも最後には源氏や紫、そして全ての女性に対して大きな愛情を示す六条御息所でありました。
演出家との稽古を積む毎に、その真髄へと導いてくださる深い解釈に加え、私自身が彼女の中の美意識や生き様を、今現在の私の年齢になったからこそ伝えられるであろう演唱を、という思いに至りました。お客様には、彼女の内面の心情を感受し、深く洞察していただければ嬉しく思います。」
藤原歌劇団公演（共催：新国立劇場・東京二期会）「清教徒」より
★今回の公演への想いをお願い致します！
「ベテランから若い歌手までが多く出演するこの公演で、日本オペラ振興会の歌手の層の厚さを稽古で目の当たりにし、感慨深く思いました。
演出家、指揮者、スタッフの皆さんと私達演者が、日本人として、この「源氏物語」を世界に発信するに相応しい公演をと願い、初日を迎えたいと思います。」
日本オペラ協会公演「夕鶴」より
（左は与ひょう役の中井亮一）
♪砂川涼子より
★六条御息所役の“ここを見てほしい！”という注目ポイントを教えてください。
「六条御息所、女性に共感度No.1なのではないかな、と思います。
生霊と聞くと怖い人なのかな、と思いましたが、ラストの六条の言葉に、愛した源氏への大きな愛を感じます。
音楽はとても激しいのですが、ただ激しいだけではない、六条の心情をしっかり届けたいと思います。
戦いの場面など、立ち回りのお稽古も頑張りました！！」
★今回の公演への想いをお願い致します！
「日本語によるオペラ全幕世界初演。
皆さまの記憶に残る素敵な舞台になると思います。
多くのお客さまのご来場を、心よりお待ちしています♪」
日本オペラ振興会設立40周年記念
藤原歌劇団公演「ジャンニ・スキッキ」より
本日両組のゲネプロ（最終舞台稽古）を終え、いよいよ開幕いたします✨
明日18日（土）の公演は【完売】につき当日券のご用意はございませんが、
19日（日）の公演では僅少にて当日券をご用意いたします❣️
日本の魅力を存分に味わえること間違いなしのオペラ「源氏物語」をお楽しみに😊
💜2月19日（日）公演のチケットは、こちらからもお求めいただけます💜
皆さま安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めております。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます！
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