誤解と和解、そして愛への忠誠
運命に翻弄された女性ピーアの、慈愛に満ちた物語
2024年11月22日(金)・23日(土祝)・24日(日)14:00 開演(13:00 開場)日生劇場にて、藤原歌劇団創立90周年記念公演 G.ドニゼッティ作曲「ピーア・デ・トロメイ」を上演します⚔️
キャストコメント第8弾は、ネッロ役を演じる森口賢二からのメッセージをご紹介します✨
Q 歌手として演じる役をどのように研究されていますか?
今回に限らず、まずは楽譜から音符と言葉、そして台本(リブレット)から、自分は何と言っていて、相手は何を言っているのかを見ます。オペラは音楽なので、楽譜から見えてくるところもたくさんあります。例えば、この人は優しい人なんだな…とか、そのようなことを少しずつ読み取っていき、音楽稽古を行う中で、最初に感じたインスピレーションと違ったところを修正していったり、さらに立ち稽古へ入った時に、思っていた音楽とは反対だったりすることもあるわけです。
それを違う表現で行ってみたら、このように伝わるんだ、ということを試行錯誤しながら役を研究しています。
Q ネッロの役柄について教えてください。
ネッロは初めて歌う役です。ドニゼッティは「ピーア・デ・トロメイ」が作曲された2年前に「ルチア」を作曲し、大ヒットしました。オペラの中に出てくるエンリーコは、家のために政略結婚をさせたルチアの兄ですけれども、家族としてどうにかしなきゃいけないというエンリーコの怒りの部分が最初はとても強いです。
そしてネッロも、愛する妻がゆえに不貞の疑いを知って怒ってしまう。この真面目だからこそ、多分このようになるんですよね。妻との関係はいいはずなのに、大好きだったはずが、好きが上回れば上回るほど怒りは強くなる。それがまた楽譜からも読み取れることがすごく多く、発見がたくさんありました。
立ち稽古に入り、今はたくさんの引き出しを作っているところです。ネッロをどういう風に、ただ怒っている人じゃない、愛するがゆえの優しい一面もちゃんと見せつつ、激しいところは直情的になっている部分を表現できたらなと思っております。
Q 最後にご来場くださる皆様へメッセージをお願いします!
11月22日、23日、24日。私は11月23日に初めて挑戦するネッロ役で出演いたします。
なかなか上演されるオペラではないので、日本オペラ振興会公式ウェブサイト、またはSNSの日本オペラ振興会で探していただけると4コマ漫画で、うまく凝縮してストーリーが伝わっておりますので、ぜひご覧ください。
そして会場でぜひご覧いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
インタビュー動画でもご覧いただけます🎵
公演情報
指揮:飯森範親
演出:マルコ・ガンディーニ
11/22&24 11/23
ピーア 伊藤 晴 迫田美帆
ネッロ 井出壮志朗 森口賢二
ギーノ 藤田卓也 海道弘昭
ロドリーゴ 星 由佳子 北薗彩佳
ランベルト 龍 進一郎 大澤恒夫
ウバルド 琉子健太郎 西山広大
ピエーロ 相沢 創 別府真也
ビーチェ 黒川亜希子 三代川奈樹
牢番 濱田 翔(全日)
合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
チケット情報
S席 15,000円
A席 12,000円
B席 9,000円
C席 6,000円
D席 4,000円
藤原歌劇団創立90周年記念チケット
①帝国ホテル東京 ディナー付きペアチケット:¥90,000(S席×2枚)
受付終了
②ドリンク付きペアチケット:¥33,000(S席×2枚)
• 有料プログラム(販売価格¥1,000)2冊付き
• サイン入り公演写真(販売価格¥500円)2枚付き
• スパークリングワインチケット2枚付き(アルコール以外のドリンクも選択可)
③オリジナルグッズ付きチケット:¥16,000(S席×1)
• 有料プログラム(販売価格¥1,000)1冊付き
• サイン入り公演写真(販売価格¥500円)1枚付き
• 日本オペラ振興会オリジナルグッズ(クリアファイル/90周年記念ステッカー)
※日本オペラ振興会チケットセンターへのお電話へお申込みの方限定特典となります。
サイン入り公演写真は、全ての出演者のご用意はございませんので予めご了承ください。
種類は公演当日、販売所にてご確認ください。
公演詳細はこちら⏩「ピーア・デ・トロメイ」