【キャストコメントvol.1】ナンネッタ役の米田七海からのメッセージ★

2025年2月1日(土)・2日(日) 東京文化会館、2月8日(土) 愛知県芸術劇場にて上演する、藤原歌劇団創立90周年記念公演「ファルスタッフ」🍷

藤原歌劇団創立90周年イヤーのラストを飾る演目は、悲劇作品でオペラ界を席巻した作曲家ヴェルディが、人生最後の作品として残した極上 “喜劇”を藤原歌劇団が10年ぶりに上演します！

キャストコメント第１弾は、ナンネッタ役を演じる米田七海からのメッセージをご紹介します✨

Q. 「ファルスタッフ」の中でナンネッタというキャラクターは、どのような役割や魅力を持っていますか？

ナンネッタはフォード夫妻の一人娘で、ちょうど結婚を考えるくらいの年頃です。父は政治的な戦略で医師カイウスと結婚をさせようとしますが、ナンネッタは若いフェントンと恋仲で、なんとか彼との結婚を実現させたいと願っています。父の策略をかわしながらもその機会をうかがう彼女の姿は、とても天真爛漫でチャーミングであり、母であるアリーチェに似た強さや賢さを感じます。

ナンネッタとフェントンは作品の中で唯一の若い恋人たちで、2人の愛の二重唱にはとても甘くそしてスピード感のある旋律が使われています。
欲にまみれ、計算された大人たちの策略とは対照的な「純粋な愛」、それを貫く2人の姿はこの作品の中でとても光輝いていると思います。

Q.ご来場くださる皆様へメッセージをお願いいたします。

ヴェルディの最後のオペラである「ファルスタッフ」を、藤原歌劇団創立90周年という記念すべき年に舞台で演じられることを、大変嬉しく、光栄に思います。
以前私がこの作品を初めて観たとき、幕上がった瞬間から溢れる音楽の楽しさ、個性豊かな登場人物たち、そして次々に展開する物語の面白さに、夢中になったのを鮮明に覚えています！
このオペラは、観る人の心を軽やかにし、終演後には爽快な気分で劇場を後にする、そんな素晴らしい作品だと思います。

ぜひ東京文化会館大ホールへ足をお運びいただき、この特別な舞台を一緒に楽しんでいただければ幸いです。

公演情報

2025年2月1日(土)・2日(日) 東京文化会館 大ホール 14:00開演（東京公演）
2025年2月8日(土) 愛知県芸術劇場 14:00開演（愛知公演）
※全日13:15より作品解説あり

指揮：時任康文
演出：岩田達宗

　　　　　　　　　2/1&2/8　　2/2
ファルスタッフ　　上江隼人　　押川浩士
フォード　　　　　岡 昭宏　　 森口賢二
フェントン　　　　中井亮一　　清水徹太郎
アリーチェ　　　　山口佳子　　石上朋美
ナンネッタ　　　　光岡暁恵　　米田七海
メグ・ページ　　　古澤真紀子　北薗彩佳
クイックリー夫人　松原広美　　佐藤みほ
カイウス　　　　　所谷直生　　及川尚志
バルドルフォ　　　井出 司　　 川崎慎一郎
ピストーラ　　　　伊藤貴之　　小野寺光

合唱：藤原歌劇団合唱部
管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団（東京公演）
　　　　名古屋フィルハーモニー交響楽団（愛知公演）

チケット情報

東京公演　　　　　　愛知公演
S席　18,000円　　　15,000円
A席　15,000円　　　12,000円
B席　12,000円　　　8,000円
C席　9,000円　　　 5,000円
D席　6,000円 　　　 3,000円
E席　3,000円