「オペラを観に行きたいけど、チケットの買い方がよく分からない…」
そんな声をよく聞きます。映画やコンサートと違って、ちょっとハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。
でも実は、オペラのチケットはネットで簡単に買えて、席の選び方も意外とシンプルなんです。この記事では、オペラ初心者の方に向けて、チケットの買い方やおすすめの席、注意点などをわかりやすくご紹介します。
まずは公演を選ぼう|どこで上演されている?
オペラ公演は、主に次のような劇場で上演されています。
- 新国立劇場(東京)
- 全国のオペラハウス(東京文化会館、日生劇場、びわ湖ホール、愛知県芸術劇場など)
- フェスティバルや地方文化会館での特別公演
まずは、行ける距離にある劇場や、好きな作品が上演される日程をチェックしてみましょう。公式サイトやチラシ、公演情報サイト(teket、チケットぴあ、e+など)で確認できます。
オペラチケットの主な購入方法3つ
1. 【一番おすすめ】公式サイトからのオンライン購入
公式サイトで会員登録(無料〜有料)をしてチケットを予約する方法。
座席の選択ができ、公演情報も詳しく載っているので、初心者には一番わかりやすくて安心です。
例:日本オペラ振興会チケットセンター
新国メンバーズ(新国立劇場)
▶ メリット:信頼性が高く、手数料が少ない 無料or手数料少ない
▶ デメリット:人気公演はすぐ売り切れることも
2. 【便利】プレイガイドから購入(ぴあ、e+など)
チケットぴあ、イープラス(e+)、ローチケなどのプレイガイドでも取り扱いがあります。アカウントを持っていれば簡単に申し込み可能。
▶ メリット:複数の公演を一度に比較できる
▶ デメリット:システム利用料がかかることもある
3. 【直接買いたい方へ】劇場の窓口・電話での予約
「ネットで買うのはちょっと不安」という方は、劇場のチケットセンターに電話をするか、直接窓口で購入する方法もあります。空席状況や席のおすすめも相談できます。
▶ メリット:相談しながら購入できるので安心
▶ デメリット:営業時間が限られている
席の選び方|初心者にはどのエリアがおすすめ?
オペラのチケットは、席の場所によって値段が大きく変わります。どこに座るかで、体験がかなり違ってくるんです。
■ S席(1階前方・中央など)
- 音響も視覚もバランスよく楽しめる
- 価格は高め(1〜2万円以上が相場)
▶ 初心者にもおすすめ。初めてならまずは全体をしっかり見渡せる場所が◎
■ A〜C席(2階・サイド席など)
- 舞台が少し遠くなるが、全体が見渡しやすい
- 値段もお手頃(5000〜1万円程度)
▶ コストを抑えたい方、リピーターにおすすめ
■ 学生席・Z席(格安チケット)
- 公演当日に販売されることが多い
- 枚数限定/並ぶ必要あり
▶ 舞台が見えにくいこともあるが、音楽重視の方にはお得!
オペラチケットを買うときの注意点
◎ 席を選ぶときは「音の通り」と「字幕の見やすさ」もチェック
日本のオペラ公演には、ステージ上や前方に日本語字幕がついていることが多いです。
字幕の見やすい中央寄りの席が◎。また、音響の良いホールでは、後方でも迫力ある音が楽しめます。

◎ 人気公演は発売日に即完売も
「椿姫」「トゥーランドット」など人気作は発売日に売り切れることも。
会員先行予約を利用するのが確実です。
◎ 購入後のキャンセル・変更は基本不可
チケットは購入後の変更ができない場合が多いので、日程・席種をよく確認してから買いましょう。
実際に買ってみよう!初心者向けのステップ
- 行ってみたい公演を探す(公式サイト or チケットサイト)
- 公演情報ページであらすじや作曲家を確認
- 席の位置と価格帯を見て、自分に合う席を選ぶ
- 公式サイト・プレイガイドでチケットを購入
- 公演当日はチケット(スマホ or 紙)と一緒に会場へ!
まとめ|オペラのチケットは“気軽に・賢く”買える!
「オペラのチケットって難しそう」と思っていた方も、実は意外と簡単に買えることが分かったのではないでしょうか?
ネットでも、電話でも、自分のスタイルで無理なく購入できます。まずは気になる作品を探して、ワクワクする1枚を手に入れてみましょう。
オペラの舞台は、あなたの想像を超える感動体験を届けてくれるはずです!
公益財団法人日本オペラ振興会は、オペラ文化の普及と次世代育成を目的に、全国で多彩な公演を展開しています。初めての方から愛好家まで楽しめる演目が揃っており、チケット情報や鑑賞ガイドも充実。
▶最新の公演情報はこちらから:https://www.jof.or.jp/
あなたの「はじめてのオペラ」、ここから始めてみませんか?