アカデミア・ロッシニアーナ公演「ランスへの旅」終演

イタリアのペーザロにて、8月7日〜23日までロッシーニ・オペラ・フェスティバル（以下ROF）が開催されました♫
フェスティバル期間中、若手ロッシーニ歌手の育成を目的としたアカデミア・ロッシニアーナに、昨年行われたエルネスト・パラシオ氏のマスタークラスに参加した米田七海（藤原歌劇団団員）と石田 滉（藤原歌劇団準団員）が参加しました✨

アカデミアのプログラムでは、ROFの総裁であるエルネスト・パラシオ氏のレッスンを主とし、ROFの芸術監督で世界的に有名なファン・ディエゴ・フローレスや、ペーザロ出身で現在ローマ劇場の芸術監督でもあるミケーレ・マリオッティによるレッスンが行われました。
特別講義ではマルコ・ベゲッリ教授による「17世紀から19世紀にかけてのイタリア・オペラの演奏習慣について」、「批判校訂版について」、フランコ・フッシ氏による「音声学と体幹や筋肉の機能について」、演出家ロゼッタ・クッキ氏による「舞台発声と演技の講義」など、音楽史の観点から実践的な講義まで、幅広い内容を学び、研鑽を積みました。

これらのカリキュラムの集大成として、7月15日にロッシーニ劇場にて修了コンサートが開催されました！

アカデミア・ロッシニアーナの研修が終わった翌日から、「ランスへの旅」の稽古が始まります♫

稽古の合間には、ペーザロ近郊の教会や博物館でアカデミア生によるコンサートが行われ、ロッシーニの名曲を披露し、多くのお客様が聴きに訪れました。

アカデミア・ロッシニアーナ公演「ランスへの旅」は8月16日と19日の2日間に渡り、Opera Visionで世界に生中継され、ロッシーニファンや劇場関係者の注目を浴びました✨

「ランスへの旅」公演の様子こちらからご覧いただけます📹
16日公演　19日公演

米田七海：フォルヴィル伯爵夫人（8/16）／モデスティーナ（8/19）
石田 滉：コルテーゼ夫人（8/19）／デリア（8/16）