アミーチコース
楽しみながら、声楽とアンサンブルを学べます
近年はオペラ・声楽ファンの方たちの中で鑑賞するだけでなくご自身で演奏する側に立ってみたいという方が増えてきました。アミーチコースはプロの歌手を相手にオペラのアンサンブルを歌い楽しみ、オペラをライフワークとして学べるコースです。
オペラアンサンブル授業・個人レッスンの他、力試しとなる声楽ソロ試験・オペラアンサンブル試験・年度末には発表会もカリキュラムに組み込まれており、オペラ歌手育成部講師による講評が一人ひとりに与えられます。
コース概要
アミーチコース〈修業年限1年・年度継続受講可〉
さまざまなオペラジャンルから、オペラに初めて触れる人、更なるレパートリーを開拓したい人が、当団歌手である講師と一緒に歌うことで演奏する喜びを満喫するコースです。
- 授業内容
- 声楽個人レッスン(曜日は別途設定)、グループ授業(オペラアンサンブル)、他
詳細はカリキュラムをご覧ください。 - 授業日
- 水曜日 昼コース 10:00~13:00
水曜日 夜コース 18:00~21:00
土曜日 昼コース 10:00~13:00
土曜日 夜コース 18:00~21:00 - 試験
- 声楽ソロ試験 前期1回/後期1回
オペラアンサンブル試験 前期1回
発表会 後期1回
半期コース〈前半期生:4月~9月/後半期生:10月~3月〉
アミーチコースを体験するための半期コースです。初入所の方のみ対象のコース。継続希望は通年コースへの移行となります。
- 授業内容
- アミーチ通年コースに準じます。
詳細はカリキュラムをご覧ください。 - 授業日
- アミーチ通年コースに準じます。
- 試験
-
アミーチ通年コースに準じます。
- アミーチコースで前半期から後半期も継続受講の方は3月(予定)の発表会が後半期の声楽アンサンブル試験の替わりとなり、後半期コースのみ受講の方には発表会の替わりに後期の声楽アンサンブル試験を実施します。
- 諸事情により規定日時以外の日時に授業が移動する場合があります。
費用について
通年コース
- 入所金(入所時のみ)
- 50,000円
- 施設費
- 75,000円
- 授業料
- 295,000円
- 合計
- 420,000円
半期コース
- 入所金(入所時のみ)
- 35,000円
- 施設費
- 37,500円
- 授業料
- 136,500円
- 合計
- 209,000円
- 全額入所手続き時納入いただきます。(金額はすべて税込)
- 授業料のみ2回分納(半額ずつ)を認めます。
初回納入:入所手続き時
残額納入:7月15日まで(※日・祝祭日の場合は前営業日まで) - 通年コースの継続受講は入所金が免除されます。
- 前半期コース受講生が、後半期コースを継続受講する場合は、手続き時に通年コースとの差額を納めるものといたします。
在籍生の声
オペラを舐めてました
新川 徹
アミーチ水曜・昼コース在籍中
とても贅沢な環境で学ばせて頂いています
松延 雅子
アミーチ水曜・夜コース在籍中
大好きな歌を学びたいという思いが叶えられています
清水 和子
アミーチ土曜・昼コース在籍中
もう一度歌いたい!!音楽のある生活
三上 博美
アミーチ土曜・夜コース在籍中
音楽を学んでいく新境地を発見しました
菊地 晃彦
アミーチ藤沢クラス在籍中
オペラを舐めてました
新川 徹
アミーチ水曜・昼コース在籍中
高校生のころ蝶々夫人のレコードを聴いてオペラにはまりました。いつかオペラを習いたいと思い続け、とうとう早期退職をして入所し今年で2年目です。中学・高校の部活はブラスバンドでクラリネット吹きまくり、大学ではオーケストラで打楽器たたきまくり、と一貫して音楽系。
社会人になって、お給料がもらえるようになってからは、せっせと夢にまでみたオペラ通いをしていたし。ぜってー耳は肥えているはず!きちんと習えばオペラなんて楽勝だぜ!と思ってスタートしました。
ん!?歌いだしの音が、わ、わからない!鍵盤叩いてから声出したらだめ…ですよね…。クラリネットなら所定の穴を塞いで吹けば音出るのに!レチタティーヴォ?アッポッジャトゥーラ?なにそれ、美味しい?ん?これ、歌ってんの?喋ってんの?譜面づらは単純だよな、でも、で、できない…。来週までにこれをなんとかしろってかー!ソロ試験て楽譜見ながらはだめ?暗譜?お、覚えられん!いつの間に頭固くなったんだー!何から何まで、頭のテッペンから足の裏まで、一から十まで思い通りにならんわー!ぷぎゃー!!!!!
オペラを舐めてました。でも、パニくりつつも打ち込めるものがある、というのは幸せです。今年も頑張ります。それにしても、もっと頭の柔らかいうちに始めておけばよかった…。
アミーチ水曜昼コースの授業でオペラ・アンサンブルを楽しむ新川さん。
自分の歌唱以外の時間もクラスメイトの歌唱を聴くことで得られる学びは大きい
とても贅沢な環境で学ばせて頂いています
松延 雅子
アミーチ水曜・夜コース在籍中
イタリアとオペラに夢中な日々を過ごすうち、自分でも歌ってみたいと思うようになり、ストゥーディオとアミーチ合わせて十数年通わせて頂いています。
それぞれの目的、目標、事情に合わせて学べるので、長く続けていらっしゃる方も多いです。
楽譜の読みとり方、なぜこの音になっているのか、休符の意味など教えていただき、オペラ、声楽の奥深さ、そして先生方のご指導でクラスメイトがどんどん進歩するのを目の当たりにして、驚きと感動の連続でした。
授業では、先生方が発声のことなどを鋭く解りやすく指導してくださり、先生の凄い美声に聴き惚れたり、クラスメイトの様々な重唱も聴けてとても楽しいです。
課題は、先生がご提案くださったり、やりたいものがある場合は、それが声に合っているか、今やるのに適しているかなどご相談の上で決めています。
自分なりに苦しんだり悩んだりもしますが、通い続けるうちにできた大切な仲間にいつも助けられています。
勉強を始める前は、私のような声でオペラが歌えるわけないと思っていましたが、今は正しい発声で歌えたらみんなが良い声を持っているんだなと感じています。
世の中、家族、自分が選科に通える状況にあることに感謝しつつ、少しでも魅力のある歌を歌えるようになれるよう、これからも長く勉強を続けていきたいと思います。
大好きな歌を学びたいという思いが叶えられています
清水 和子
アミーチ土曜・昼コース在籍中
日々の生活をより豊かにしたい、ずっと学び続けたい、大好きな歌を学びたい!気持ちがすっきりしない時に歌って明るくいたい。そう思って、幾つか歌の学校を調べる内にこの育成部の選科生を知りました。
授業の内容やお話を伺ってみて、自分の求めていたことが叶えられるかも知れないと思い通い始めました。
そして今、通い続けた効果は絶大で、期待は想像を遥かに超えるものになったことに驚いています。
学生の頃学んだ音楽をより深く勉強したい人や、コーラス経験者、またはプロの歌手を目指す人など、各々違う目的を持っている人達が一つの教室で、それぞれに合った課題をこなし学ぶことができています。
授業中はオペラ歌手でもある講師の素晴らしい声を間近に聴き、時には重唱をしながら、コレペティトールの見事な伴奏で歌わせて頂けるので、とても充実した時間を過ごせています。
講師から各自のレベルに合った課題を与えられ、クラスメートと楽しみつつ学ぶことができる。
もう一度歌いたい!!音楽のある生活
三上 博美
アミーチ土曜・夜コース在籍中
この「選科生」に通い始めたのは、研究生を修了して十年近く経った頃でした。就職をして普通の日常を過ごす中で段々と募る「歌いたい!!」という気持ち。また勉強する方法、歌い続ける方法はないかと考えた末、たどり着いたのがこの「選科生アミーチコース」です。選科生では、オペラの曲を歌ってみたいと声楽を始めた人、合唱団の経験がある人、研究生を目指す人、色々な人がいて目的も様々ですが、それぞれの段階に応じたアンサンブルの課題を基礎から一緒に勉強することができます。アンサンブルは相手がいて始めて演奏が成り立ちます。私自身、一人で歌の練習をするよりもはるかに楽しく、何倍も上達していると実感しています。これまでの授業では、二重唱から四重唱までの曲に挑戦させていただきました。さらに、藤原歌劇団で舞台に立たれているプロの歌手の先生、コレペティトールの先生からは音楽以上に、舞台の立ち方、役に合った表現方法を学ぶことができ、オペラの舞台がより身近に感じられます。そして、個人レッスンでは、自分の更なる可能性を引き出していただいています。何よりも、自分の生活に音楽があることが嬉しく、充実した毎日を送っています。
音楽を学んでいく新境地を発見しました
菊地 晃彦
アミーチ藤沢クラス在籍中
高校時代から40年以上合唱を続けてまいりましたが、常に感じていた「音楽を広く学ぶ必要性」について、仕事も定年を迎えた今こそ向き合おうと思っておりました。そんな中、あるコンサートで手にしたチラシでアミーチ藤沢クラスが開講されることを知り、直感的に「これだ!」と思い入所しました。
3時間の授業は、自分の演奏を先生に指導してもらうだけでなく、他の受講生のレッスンを聴くことで発見できることがあり、充実した時間はあっという間に過ぎてしまいます。普段歌っている合唱とイタリア語のオペラとでは違うこともありますが、合唱の世界にも役立つことがたくさんあり、まさに広く学ぶことができて本当に受講して良かったと感じています。
また、授業後に受講生の皆さんとする音楽談議や、プロのオペラの稽古見学の機会があることなどが、オペラに関してあまり知識のない私に取って、楽しみの一つとなっています。
まだ人前で歌う技量はありませんが、継続することで、いつか人の心を動かすような歌を歌えるのではないかと希望が湧いてきています。自分なりにクラシック音楽の魅力を伝えることができ、これからの生活に大きな潤いをもたらしてくれることを信じて、真摯に勉強していきたいと思います。